メンズ美容液の保湿成分はどう見る?全成分表示の読み方
Share
メンズ美容液を保湿成分で選ぶときは、成分名の多さや一つの有名成分だけで決めないことが大切です。まずメーカーが何を保湿成分として説明しているかを確認し、全成分表示、処方全体、テクスチャー、使用順を合わせて見ましょう。
全成分表示から配合されている成分は分かりますが、すべての正確な配合量や、完成品の保湿感、べたつきまで判断できるわけではありません。乾燥を感じる場所や時間帯も整理し、毎日無理なく使える美容液へ絞ることがポイントです。
美容液の全成分表示で最初に確認すること
表示順だけでは正確な配合量まで分からない
日本化粧品工業会の化粧品の全成分表示に関する自主基準では、成分は原則として配合量の多い順に記載し、1%以下の成分は順不同で記載できるとされています。
したがって、表示の前半にある成分は処方の構成を知る手がかりになりますが、並び順だけから正確な濃度を計算することはできません。後半にある成分も、配合量が同じ順序で並んでいるとは限らないため、「上にあるほど必ず優れている」「下にあるから意味がない」と判断しないようにしましょう。
成分名とメーカーが示す配合目的を照らし合わせる
全成分表示には成分名が記載されていますが、その商品でどのような目的で配合されているかまでは一覧だけで分からない場合があります。商品ページで、保湿成分、整肌成分、エモリエント成分など、メーカーが示している配合目的も確認してください。
保湿成分と整肌成分は同じ意味ではありません。肌へうるおいを与えるための成分を探している場合は、目立つ訴求成分だけでなく、保湿成分として説明されている成分にも注目します。
美容液で確認される代表的な保湿成分
グリセリン
グリセリンは、化粧水、美容液、乳液などで広く使用される保湿成分の一つです。肌にうるおいを与える目的で配合されますが、グリセリンが入っていることだけで、完成品のしっとり感やべたつきの程度が決まるわけではありません。
ほかの保湿成分や油性成分、増粘剤などとの組み合わせによって使用感は変わるため、商品説明やテクスチャーも合わせて確認しましょう。
BG・DPG
BGとDPGも、美容液で見かけることの多い保湿成分です。製品によっては、ほかの成分を溶かす溶剤など、処方を構成する目的でも使用されます。
成分名だけを見て、BGとDPGのどちらが優れていると順位を付けることはできません。ほかの保湿成分との組み合わせや、顔へなじませた後の感触まで含めて判断します。
ヒアルロン酸Naや糖類など
ヒアルロン酸Na、ベタイン、トレハロースに関連する成分、アミノ酸なども、製品によって保湿目的で使用されます。同じ系列の成分でも表示名称や処方は異なるため、知っている名前があるかどうかだけで選ばないことが大切です。
複数の保湿成分を組み合わせた製品もありますが、成分数が多いほど全員に合うとは限りません。肌との相性、使用量、重ねる化粧品まで含めて確認しましょう。
全成分表示から分かることと分からないこと
- 確認できること:配合されている成分の表示名称、香料やエタノールなど特定成分の有無
- 一覧だけでは分からないこと:すべての正確な配合量、完成品の保湿感、肌なじみ、香りの強さ
- 実際に使わないと判断しにくいこと:べたつき、伸ばしやすさ、日焼け止めとの重ねやすさ、肌との相性
「高保湿成分配合」「保湿成分を何種類配合」といった説明は比較材料になりますが、それだけで製品の優劣は決まりません。全成分表示と商品説明を確認したうえで、自分が必要とする使用感と使い方に合うかを見ましょう。
男性が保湿成分と一緒に確認したい4項目
1.乾燥する場所と時間帯
洗顔直後に顔全体がつっぱるのか、夕方に頬や口元だけ乾燥するのかを確認します。額や鼻はべたつく一方で、頬やひげ剃り後のフェイスラインは乾燥する場合もあります。
部位差があるときは、顔全体へ同じ量を重ねるのではなく、乾燥する部分を中心に美容液をなじませる方法があります。
2.テクスチャーと朝の重ねやすさ
朝に使用する場合は、美容液の後に乳液や日焼け止めを重ねても重くなりすぎないかを確認します。べたつきが苦手な男性は、軽やかさ、伸ばしやすさ、なじませた後の感触も重要な比較項目です。
3.香りやエタノールの有無
香り付きの製品は、香調や香り残りが好みに合うかを確認します。エタノールや香料が一律に悪いわけではありませんが、過去に刺激を感じた経験がある場合や、ひげ剃り後の肌が敏感になっている場合は注意が必要です。
4.使用量と継続しやすさ
容量だけでなく、1回の使用量、朝晩の使用可否、容器から適量を取り出しやすいかを確認します。高価な美容液を推奨量より極端に減らして使うより、表示された量を無理なく続けられる製品を選ぶほうが現実的です。
成分以外も含めて比較したい場合は、初めてのメンズ美容液を選ぶ5つの基準も確認できます。
化粧水・美容液・乳液の役割も分けて考える
一般的な順番は、洗顔、化粧水、美容液、乳液です。美容液は保湿や整肌など目的に合わせたケアを追加するアイテムであり、化粧水や乳液の代わりになるとは限りません。
美容液をなじませても時間がたつと乾燥する場合は、乳液やクリームを重ねます。反対に、美容液を追加する目的が特になければ、無理に工程を増やす必要はありません。各アイテムの違いは、化粧水・美容液・乳液の役割と順番で詳しく解説しています。
ATIDIMU美容液の保湿成分を確認する
ATIDIMU美容液は、グリセリン、BG、DPG、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプンを保湿成分として配合した、30mLの日本製メンズ美容液です。
レチノール誘導体(パルミチン酸レチノール・整肌成分)、グリチルリチン酸2K、トコフェロール、7種の植物由来成分は、保湿成分とは分けて整肌成分として配合しています。軽やかでべたつきにくい使用感を目指し、シトラスグリーン系の香りに設計されています。
洗顔後、化粧水で肌を整えた後にスポイトで数滴をなじませ、その後に乳液を使用します。正確な全成分と注意事項は、ATIDIMU美容液の成分・使用方法で確認してください。
完成品としての保湿力も確認する
全成分表示だけでは、完成品を使用した際の保湿力や使用感までは判断できません。ATIDIMU美容液は、晋遊舎の360LiFE「メンズ美容液のおすすめランキング9選」で9製品中4位・A評価として掲載されています。評価は総合4.17/5、保湿力4.50/5、使用感4.25/5、成分3.00/5で、第三者による比較テストでも高い評価を受けています。
360LiFEでATIDIMU美容液の保湿力・使用感の評価を確認する
※評価は掲載時点の比較結果です。
よくある質問
最も保湿力が高い成分はどれですか?
成分名だけで一律に順位を付けることはできません。配合量、ほかの成分との組み合わせ、製品の使用量などが異なるため、完成品としての説明と使用感を確認してください。
全成分表示の上にある成分ほど多く配合されていますか?
原則として配合量の多い順ですが、1%以下の成分は順不同で表示できます。表示順から正確な濃度を判断することはできません。
保湿成分の種類が多い美容液ほどよいですか?
種類の多さだけで優劣は決まりません。成分の組み合わせ、テクスチャー、使用方法、肌との相性を含めて選びましょう。
美容液だけで保湿を終えてもよいですか?
製品の設計と使用後の肌状態によります。時間がたつとつっぱりやカサつきを感じる場合は、美容液の後に乳液やクリームを重ねてください。
脂性肌の男性にも保湿美容液は必要ですか?
皮脂が多いことだけで必要・不要は決まりません。額や鼻はべたついても頬が乾燥する場合があります。美容液が必要な目的を確認し、軽い使用感の製品を少量から試しましょう。
全成分だけでなく、容量、数滴という使用量、香り、テクスチャー、購入者レビューまで確認すると、毎日のケアへ取り入れやすいかを判断できます。
関連記事
-

香りで選ぶメンズスキンケア|香調・強さ・ライン使いを比較
香りを重視する男性向けに、メンズスキンケアの選び方を解説します。香調、強さ、香り残り、ライン使い、香水との重なりを確認し、毎日使いやすい製品へ絞る方法が分かります。
-

テカリが気になる男性はオールインワンと分けるケアのどちらが合う?
テカリが気になる男性向けに、オールインワンと化粧水・乳液を分けるケアの選び方を解説します。Tゾーンと頬の部位差、使用量、朝の日焼け止めとの重ね方から判断できます。
-

パルミチン酸レチノールとレチナールの違い|成分表示で比較
パルミチン酸レチノールとレチナールの違いを、構造・全成分表示・ビタミンAとの関係から比較します。単純な強さだけでは選べない理由と、化粧品を選ぶときの確認ポイントも解説します。


